第3章 — メイク完全実践

ハイライト・シェーディングの
正しい入れ方

LESSON 3-11
このレッスンで学ぶこと
  • ハイライトとシェーディングの「役割の違い」を理解する
  • それぞれを入れる正確な位置を顔のマップで学ぶ
  • 「自然に見える」と「やりすぎ」の境界線を把握する

光と影で顔を「彫刻する」

ハイライトとシェーディングは、顔に「光(出っ張り感)」と「影(引っ込み感)」を人工的に作る技術です。これを正しく使うことで、平坦な顔に立体感が生まれ、骨格が整って見えます。ただし、やりすぎると「作り物感」が出る両刃の剣でもあります。

ハイライト(★)とシェーディング(▲)の入れる位置
Tゾーン 鼻筋 頬骨 山形上 こめかみ ▲ あごライン・エラ ★ ハイライト(光・出っ張らせる場所) ▲ シェーディング(影・引っ込ませる場所)

ハイライトの使い方

入れる場所

Tゾーン(額中央)・鼻筋・頬骨の高い位置・キューピッドボウ(唇の山形の上)。これらは「自然光が当たる突出部分」です。明るく光ることで、その部分が「前に出ている」ように見えます。

素材と質感

パール感のあるパウダーハイライトが最も自然に仕上がります。グリッターは昼間に使うと不自然に見えることがあるため、夜のメイクや撮影用に使いましょう。

シェーディングの使い方

入れる場所

こめかみ・顎ライン・エラ・鼻のサイド。「奥に引っ込んでいるように見せたい場所」に入れます。フェイスラインを細く見せたい場合は、顎からエラにかけてシェーディングが効果的です。

素材と質感

マットなブロンズ系・グレイッシュブラウン系が自然な影を作ります。オレンジ系やアッシュ系はパーソナルカラーに応じて選んでください。

「やりすぎない」ための5つのルール
  • ハイライトは「光が自然に当たる場所のみ」に限定する
  • シェーディングは薄く入れ、ぼかしを十分にする
  • メイク全体を鏡から離れて見て「影が目立ちすぎていないか」確認
  • 日常メイクはハイライトだけ(シェーディングなし)でも十分
  • 撮影・特別な場面ではシェーディングを追加する、という使い分けが賢い
⚠ シェーディングの入れすぎは「ドロドロ感」を生む

シェーディングは入れすぎると「泥がついている」「汚い」という印象になります。特に日常の明るい照明の下では、薄い影が適切です。ナチュラル・デイリーメイクにシェーディングは必須ではありません。

ハイライト・シェーディング 確認チェック
Real Results — 実際の変化例
Before
BEFORE
After
AFTER

「3ヶ月で周りから雰囲気変わったねと言われるようになりました」